LibreChatでCode Interpreterをローカルで動作をさせたくてお試しましたが、可能性ありそうだなというレベルでした。真面目に利用しようとすると、ファイルをコンテナへのファイルアップロード機能など不足している機能など全然だめです。
bwgift.hatenadiary.jp
エージェントを利用するには、こういう技術は必要になってくるでしょうから、お勉強代わりに作りこみます。LibreChatの完成度の高い機能群は魅力的ですし、テストもしやすいので実装を続けてみます。
レポジトリ:
github.com
Libre Chat経由でファイルをコンテナ内とのupload/downloadがうまく行かず苦労しました。リバースプロキシ入れてみたりして無駄な遠回りをしました。最終的にはリバースプロキシは不要でした。Antigravityとの共同作業ではブラウザを開いてもupload用のダイヤログは補足できないため、手順を確認してログを監視しておいてもらう、という流れでBug出ししていきました。独りで作業すると、流れちゃってて気が付かないところを監視させるのは良い感じです。
出力例:
Kaggleのstore_sales.csvを利用してテストを実行しました。モデルはgemini_flash-latestを用います。importせずに進めようとしたのでプロンプトに仕込めばいいでしょう。利用できるライブラリリストも明示的に入れるか、requirementファイルもコンテナ内にあるので入れ込む等々。


最後の出力
ご提示いただいた `store_sales.csv` を用いて、時系列分析(データ前処理、リサンプリング、移動統計量、成分分解、および周波数解析)を実施しました。
### 分析結果の要約と知見
1. **強い週次周期性(Weekly Seasonality)**:
* **FFT(高速フーリエ変換)解析**の結果、最も支配的な周期は **約7.02日** であることが確認されました。これは小売売上における典型的な「曜日による変動」を強く示唆しています。
* **自己相関(Autocorrelation)** プロットでも、ラグ 7, 14, 21, 28日において顕著なスパイクが見られ、1週間ごとのパターンが非常に安定していることがわかります。
2. **トレンドとボラティリティ**:
* 7日間の移動平均(Moving Average)を算出することで、日々の細かい変動(ノイズ)を除去した中長期的な売上推移が可視化されました。
* 移動標準偏差(Rolling Std)により、売上の「ばらつき」が時期によって変動していることが確認できます。特定の期間にばらつきが大きくなる場合、キャンペーンや大型連休の影響を強く受けている可能性があります。
3. **外部要因の影響(プロモーションと休日)**:
* **プロモーション(Promo)**: 実施時の平均売上は約 **252.0** であり、非実施時(約 222.5)と比較して約 **13% の売上向上**が見られます。
* **休日(Holiday)**: 休日時の平均売上は約 **263.5** であり、通常時(約 224.4)に比べ約 **17% 高い**結果となりました。
4. **リサンプリングによる概観**:
* 日次データを月次(Monthly)に集約することで、季節ごとの成長性や落ち込みを把握しやすくなりました。
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### 詳細解析プロセスと可視化
以下に実施したコードの内容と、生成されたグラフの解説をまとめます。
#### 1. データの前処理とリサンプリング
`pd.to_datetime` を用いて日付列を変換し、インデックスに設定しました。月次集計 (`resample('ME').sum()`) を行うことで、月ごとの売上パフォーマンスを算出しました。
#### 2. 移動統計量の計算
7日間の窓関数(Window)を用いて、トレンド(移動平均)と不確実性(移動標準偏差)を算出しました。これにより、短期的なスパイクに惑わされずに全体の勢いを捉えています。
#### 3. 時系列の成分分解(簡易実装)
移動平均を「トレンド」成分とし、そこから曜日ごとの平均偏差を「季節性」成分として分離しました。
* **トレンド**: 長期的な売上の増減。
* **季節性**: 曜日による売上の規則的な変動(例:週末に売上が伸びる等)。
* **残差(Residual)**: トレンドや季節性で説明できない、突発的な変動。
#### 4. 周波数解析(SciPy: FFT & 自己相関)
SciPy の `fft` を用いてパワースペクトルを計算し、卓越した周波数を特定しました。また、`scipy.signal.correlate` を用いて自己相関を算出し、過去の売上が将来の売上にどのように関連するかを定量化しました。
### 生成された図表の説明
* **combined_analysis.png**:
* 1段目: 元データと移動平均・標準偏差(売上の全体像)。
* 2段目: 抽出されたトレンド(平滑化された推移)。
* 3段目: 曜日ごとの平均的な売上偏差(週次サイクル)。
* 4段目: FFT 振幅スペクトル(周期性の特定)。
* 5段目: 自己相関プロット(ラグごとの相関)。
```python
# 分析結果の統計値 (一部抜粋)
- 日次平均売上: 2284.35
- プロモーション効果: 有(251.97) / 無(222.47)
- 休日効果: 有(263.52) / 無(224.36)
- FFT検出周期: 7.02 日
```
これらの知見から、この店舗の売上予測モデルを構築する際には、**曜日ダミー変数**および**プロモーション/休日の有無**を特徴量として含めることが非常に有効であると判断できます。