2024-01-01から1年間の記事一覧
IBMが公開しているモデルgraniteがいつの間にか3.1になっていました。そのまま試しても面白くないので、granite-3.1-2b-instructのファインチューニングをLoRAで実施してみます。丁寧にcookbookとして、基本的なコードが公開されています。ありがたく利用し…
tokyotech-llm-Llama-3.1-Swallow-70B-Instruct-v0.3が公開されてましたので楽しみにお試しします。GGUFファイルはmmngaさん作成のものを感謝して利用します。Colab A100環境でVRAM占有率は39413MiB / 40960MiBでした。 結果。 日本語MT-Benchがgpt-3.5-turb…
tokyotech-llm-Llama-3.1-Swallow-8B-Instruct-v0.3-ggufを試してみます。GGUFは、mmngaさんが作成されたものを利用しました。楽しみです。ColabのL4環境です。VRAM占有率は 6357MiB / 23034MiBでした。 結果;日本語は自然です。知識量は8B相応だな、という…
ローカルLLMでデータ加工したいということで、ollamaのstructured outputsをもう少し使ってみるメモです。多少複雑な構造でも使えそうなのか・・・?を試してみます。これまでのトライでは、日本語の場合、JSONのフォーマットが不正なエラーが生じるケースが…
falcon3を試してみます。ollama公式の7Bだと日本語は辛そうだったので、10b-instruct-q8_0で試してみます。ColabのL4環境で実行。 VRAMの占有率は11919MiB / 23034MiBでした。 日本語の性能は高くありませんでした。計算性能は高そうでしたので、日本語の学…
LLMでマリオを操作できるのか。Gemini 2.0 Flash Experimentalだとどうなのだろうかと、画面を見ながら質問してみた。状況把握が出来ているようだし、組み入れたらクリアできるかも。回答も速い。クリボーと接触してはダメだという理解と位置関係も取れてい…
SB Intuitionsによるsarashinaの1BモデルのInstruction Tuningしたモデルを試します。1Bです。ollama使ってColab T4環境で動かしたときにはVRAM1909MiB / 15360MiBの占有率です。結構、良いと評判なので試してみます。 結果: 自然な日本語を生成します。Ara…
がっつりプログラムをする人のいない環境のぼっち日曜プログラマ。初心者向け入門書くらいは読んだことはあるけど、ほぼ我流。他人と共有しないプログラムであれば自由でいいし動けばOK。ここ数年動かしっぱなしのコードを改修しようとしたらドツボにハマる…
ollamaでstructured outputsに対応したので試します。すでに良記事が存在するので一読して、気になった出力の安定性とその時のエラー処理の味見をしました。ollamaでローカルLLMで大量のテキストを処理したい。データセットをちょっと加工したり、論文からデ…
OpenAIの発表が続く中、Llama-3.3-70Bが公開されていました。さっそく、mmngaさんがGGUFを作成されていましたので、Colabで試します。Colab L4環境です。 70Bモデルもすっかり高い性能になってきましたが、Llama-3.3-70Bもその高さを感じさせます。ただし、l…
Sakana.aiが発表したあらたな技術CycleQD。Googlefan256さんは早速、実証実装をされていたので、Colabで動かしてみます。Colab T4のハイメモリ環境です。ハイメモリじゃないとQwen2.5-0.5Bベースでもダメでした。とりあえず、動くかどうかを試しただけなので…
NVIDIA製Llama-3.1-Nemotron-70BのGGUFをmmngaさんがGGUFとしていらっしゃったので試します。ColabのL4環境です。A100が引き当てられず、予測時間は結構かかります。推論過程を提示しろというSYSTEM PROMPTを用いました。 結果は、さすがに良好です。推論過…
QwQ-32B-Previewはo1的な推論モデルを組み込んだ実験的なモデルです。中国語や英語が生成途中で混じったりすることがありました。その点をマージで調整されたEZO-QwQ-32B-PreviewのGGUFバージョンをお試ししてみます。ColabのL4環境です。 試した範囲では、…
QwQ-32B-Previewを試します。公式のGGUFではなく、bartowskiさん作成のGGUFを利用させていただきました。公式を試された方は比較されるといいかもしれません。微妙に日本語がおかしかったり、英語になったりする部分は最適化を施すと変わってくるように思い…
コーディングとLLMの相性は良いようで、道具として使えるレベルに来ているようです。ChatGPTやCopilot等々で関数作成やエラー解決にお世話になることもしばしば。VS Code+Clineで楽できそうだったのでチャレンジしました。Claudeを使いたいですけれども、無…
Marco-o1 は、CoT、MCTS、リフレクションを利用した推論を組み入れたモデルです。ollamaで利用できるようになったので試してみました。日本語の出力がスムースなかったので、オリジナルの中国語のプロンプトではなく、システムプロンプトを英語で記述して日…
grapevine-AI/Athene-V2-ChatをColab L4環境でお試しします。試す前から無謀なのは覚悟です。コーヒーを用意してチャレンジです。ollamaを利用すると、それでもなんとか動くのは凄いです。もちろん、実用レベルの生成速度は得られません。やはり、生成の質は…
Qwen2.5-3B-128KのGGUFモデルを作成されている方がいらっしゃったので、Colab T4環境で試してみました。有難く試してみます。なんやかやで、長文の投入は出来るモデルは心強いですよね。長文の解析で恩恵をあずかるのは、コード解析や論理性のないストーリー…
コード生成モデルがどんどん進化しているので、簡単にお試しします。そこで、自動でコード生成させるサンプルとして、Karaageさんのcode cokerの記事を思い出しました。有難く利用させていただきます。今回は、githubにあったもともとのnotebookのコードをベ…
Athene-V2-ChatをColab A100環境で試してみます。Qwen-2.5-72Bをベースにファインチューニングしたモデルとのこと。もともとのQwenの性能も高いので期待できます。VRAM占有率は39829MiB / 40960MiB。GGUFはImstudio-communityのものをありがたく使います。話…
llama-3-1-swallow-8b-instruct-v0.2が公表されていましたので、試してみます。コツコツと積み重ねて発表されていて(文字通り)陰ながら応援しています。ColabT4環境でテストを行いました。 生成された文章は、簡潔で饒舌な方ではありません。長文生成は複…
我がPCでも動作できる軽量なLLMを使って遊んでいると、質問ごとにタスク選定の機能が欲しくなります。簡単なタスク分解が軽量モデルでできると(体感)応答速度の向上も期待できるかもしれません。もちろん、それなりのLLMモデルとLangchainを使うと簡単に実…
Web更新の状況をざっと見るために今でもRSSを活用しています。更新の有無を確認してから本文を参照できます。RSS対応サイトの方が私は頻繁に訪問する傾向があります。もしくは、RSSフィードを生成しておけば、Feedyのようなアプリで一元的にチェックできて大…
llama3.2-vision:11bを試してみます。ColabのL4環境です。動作時、VRAM占有割合は11865MiB / 23034MiBでした。このモデルでは、分かりやすい風景や人物の状況は読みとれている回答が生成されました。日本語で質問も英語が混在することありません。意地悪な質…
ArXivで論文を検索して、ざっくりアブストラクトから論文の動向の情報を得て、NotebookLMに投入するところまで作りました。Podcast機能が面白かったので、NotebookLMに投入して調整しなくても、自分の好きな感じでPodcastに出来るようにしました。もちろん、…
先日、副産物で得られた論文のアブスト集をNotebookLMに入れてみたら快適でした。もともとデータセット作成のテストだった*1のですが、使えそうなのでそこだけ切り出します。今回の手順は、 ArXivから任意のキーワードで検索しアブストを入手する。 50000文…
imatrix datasetを使って日本語能力を重視したGGUF変換バージョンのaya-expanse-8b-ggufを試してみます。aya-expanse-8bは、8Bレベルの多言語対応モデルとして高い性能を持ちます。極簡単なテストでの印象では、Q4_K_Mでの量子化を感じさせないモデルでロー…
aya-expanse 8Bと32Bをollamaでためします。評判もよいので期待しつつ。 このモデルはわりと饒舌なモデルで比較的長めの文章を生成していました。ただ、まとめに関しては、極端に短くなるものもあり、指示次第なのかもしれません。8Bでも自然な文章を生成し…
ローカルLLMの性能が上がってくると、今まで課金が怖くてできなかったこともやっちゃえと思い切ってできるようになってきました。そこで、ある分野の論文の概要をArXivを利用して入手し、RAG用データセットへの加工もトライしてみました。 bwgift.hatenadiar…
aya-expanse-8bを4bit量子化してColabT4環境で試しました。CC-BY-NC 4.0 Licenseです。量子化しても日本語も大きな問題はありませんでしたが、日本の知識は限度がありそうです。計算もそつなくこなし、さすがCohere社のモデルです。進歩するOSSモデルの中で…