がっつりプログラムをする人のいない環境のぼっち日曜プログラマ。初心者向け入門書くらいは読んだことはあるけど、ほぼ我流。他人と共有しないプログラムであれば自由でいいし動けばOK。ここ数年動かしっぱなしのコードを改修しようとしたらドツボにハマるくらいは経験した。他人のコードを見る機会が増えるとコードの書き方はぼっちでも大事だと理解してきた。昔の自分は他人なんだと・・・。しかも、LLMによるコーディング支援が実用的になってくると、書き方=分かりやすさを意識したコードはLLMの支援で効果的あるいは適切な回答が得られやすい。生成コードが一発で動いたりすることが多くなった。
というわけで、この本に書かれた作法は、全く知らないことはないんだけれども知っているのは断片的な私にはぴったりであった。Gitubで他人のコードを見ていくとなんとなくわかるし、PEP8は・・・というブログや解説も見かけて読んだで、ばらばらのなんとなくな知識だからだ。丁寧に簡潔に具体的な例を添えて、分かりやすいコードってこういう考え方で書いたらという提案が一通り書かれている。それでいて、説明があっさりなところも読みやすい。
LLM支援で日曜プログラムな人にもお勧め。LLMのコメントや補正のアドバイスをうまく使うときにも判断の材料が増えます。
ふと、奥付けを見たら、初版2024年8月で11月で第3刷。表紙が可愛いけれども、まったくの初心者向けでもないのに売れているようです。
余談)はてなのAI機能にタイトル考えさせたら「プログラマの孤独: LLM支援の新時代#」と提案してきた。なんか、ますます、ぼっちな気分になりました。