Google Driveにしちゃう動機
Raspberry Piで収集したデータはDropBoxにアップロードしていた。Dropboxはクラウドによるファイル同期や保管では老舗で使いやすくもあった。しかし、無料プランではクライアントが3台までと改変。自分の環境ではスマホとタブレットとデスクトップPCにノートPCすでに4台。有料プランで制限を外すとしても1TBで月1,200円しか選べない。1TBも要らない。100GBで月200円とか、50GBで月100円とかで十分なのだ。というわけで、実用に耐えなくなった。
OneDriveも選択肢に入る。Office356のおまけが1TBで、単独では50GB月200円。悪くはない。BOXは個人利用だと5GB無料だがビジネス色が強いし、拡張しようとすると100GB月1200円だ。
そうなると、GoogleDriveが一番お手軽だ。Google Oneに課金して容量追加が段階的にできる。Gmailのデータで圧迫されちゃうのは辛いところだけれども、対抗馬のAmazon Driveは、Prime契約時の写真データ無制限!を除けば、大体GoogleDriveとコスト感は同じだ。
他にも節約術としては、自分でOwnCloud or NextCloudサーバ立てるとか出来そうなことはある。それはそれで、後日検討する・・・かも。
クラウド同期ソフトを調査
自分で検索をしていたら gdrive とinsyncしか引っかからず厳しいかなぁと思っていたら同じ様に調べているサイトを発見。救世主となった。
Insycは有料できっと悪くはないんだろうけれども、Arm版は、まだベータっぽいし、後回し。コマンドラインだけでしか使わないし、情報の多そうな gdrive と rclone をお試しに決定。
Gdriveとrcloneにしぼって試して比較
定番gdrive は設置して簡単に使えた。
でも、ドライブの全体が見えて操作できてしまう。これってミスったらGoogle Drive 全体が消失してしまうかも・・・。Dropboxの場合はアプリ毎の専用フォルダができちゃうので、最悪の事態は免れる。ここらへんが歴史の差かなぁ。
ちょっと期待しつつrcloneを試してみた。
上記は少し古いので、最新の情報も見ておいたほうがよい。
rclone は対応クラウドが多い分、導入時の設定は気をつける必要あり。こちらはルードフォルダを指定できる。また、同期のオプション(双方向なのか一方方向同期なのか)も豊富で、異なるクラウド間を繋ぐことも可能。今回は使わないが、異なるクラウド間でのファイル操作は地味に便利だ。
参考サイトでは省いているルートフォルダの設定。ルートフォルダを指定するにはFolderIDがいる。これはFolderのURLから収得できる。以下のfolders/以下の文字列がそれ。
https://drive.google.com/drive/folders/1XyfxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxKHCh
in the browser, then you use1XyfxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxKHCh
as theroot_folder_id
in the config.
ルートフォルダ指定が出来るrcloneに決定。